皆さん初めまして。
FSMのメンバーの一人として活動しています青山学院大学三年の佐藤洋介(サトウヨウスケ)です。
あなたがよく利用するSNSは何ですか?
このようなアンケートはたくさんあり、調べればすぐに出てきます。ネット上の結果を見てみると一位はTwitterという結果がかなり多いです。この結果に対して、ほとんどの方が違和感のない当たり前の結果だと感じていると思います。
しかし、私はこの結果に違和感を覚えました。私自身使ってないのはもちろんのこと、私の周りの友人も利用していないことが当たり前であると感じていたからです。
実際に私の友人20人に利用しているか聞いたところ、アカウントは全員あるものの定期的にツイートする人は0人という結果でした。
私自身アカウントは持っており、全く利用してこなかったわけではありません。私がTwitterを利用し始めたのが、中学生の頃で高校卒業までは何気ないことをつぶやいたり、友人とリプ返しあったりと利用頻度はそれなりでした。しかし、大学入学以降利用頻度は減り現在は全くつぶやいていない状態になりました。
そんな今では全くTwitterを利用していない私が上記の結果に違和感を覚えた一例です。
いま若者に大人気のyoutuberのコムドット、彼らの公式アカウントのフォロワー、登録者:
YouTube 267万人
Twitter 39万人
Instagram 84万人 (2021/11/8時点)
各SNSでの利用方法は違えどかなり大きな差があります。
他のインフルエンサーや有名人で比較しても各SNSで類似した結果になります。
やはりアカウントは消していないもののTwitterの利用は減っているのではないのでしょうか?
Vineなどでの短い動画でのバズりという文化はTikTokやYouTubeなどに移り、自分のライフスタイルや考えの発信はインスタグラムに移り、同じ趣味嗜好の人たちとのかかわりは各SNSのコメント欄の移り、元々あったTwitterの様々な利用方法は他の各ジャンルに特化したSNSに移り変わった結果が今の私の感覚にさせているのでしょう。
じゃあ何が残っているのでしょう。
例を挙げると
LINEやInstagramが誤作動で動かなくなったとき
人身事故で電車が止まった時
有名人のスキャンダルのうわさを聞いたとき
これら私がTwitterを利用する機会に共通している点はその瞬間の現象について情報を得たい時です。リアルタイムで最新の情報を得ることができることが、最後にして最大のTwitterの強みであるのではないのでしょう。
ここまで考えると、Twitterは利用されなくなったのではなく、使い方が減ったと考えられます。
他のSNSをスムーズに取り入れることができる若者はTwitterを発信するためではなく、元々存在したTwitterの素早さという特徴を生かしたまま、情報収集の場として利用していくのかもしれません。