みなさん、こんにちは!最近少しずつ寒くなってきて、冬の訪れを日々感じているひまりです。
ところで、みなさん。「ちいかわ」ご存知ですか?
「なんか小さくてかわいいやつ」略してちいかわ。Twitterでちいかわの漫画が投稿され、大人気でアニメ化やグッズ化の勢いもすごい作品です。
このちいかわ、子供から大人までブームとなっており、男性ファンも半数弱いると噂されているのですが、何がそんなに人々を引きつけるのでしょうか?
これを大学生の観点で分析してみました!!
1.ちいかわたちの成長物語に感動している!!
「ちいかわ」は主要キャラクターたちの成長物語が軸となっています。様々な困難を乗り越えて、成長していくちいかわたちを見て、励まされたり、元気が出たり心を揺さぶられているのではないでしょうか。
また、ちいかわは自分の感情を非常にわかりやすく表に出すキャラクターなので、視聴者の共感を得やすいのだと思います。
私自身も、小さくてかわいい動物たちが一生懸命に生きている姿を見て、子供を見守る保護者のような気分になり、ほっこりします!
ちいかわたちに癒やされているファンは多いのではないでしょうか?
2.私達はどこかちいかわに憧れている!?
次に、私達はどこかでちいかわみたいになりたいと思っている節があるのではないか、という点です。
ちいかわは怖がりで言葉もほとんど発せません。悲しいことや大変なことに直面した時には震えながら「アッ….」と言いながら涙目で立ち尽くすのがちいかわです。
一方、私達はなかなかそうはいきません。社会で生きていれば、必ず嫌なことはありますし、悲しい気持ちにになることも多いと思います。しかし、私達は、どうにかしようと課題に立ち向かったり、挑戦したり、立ち直らなければなりません。
私達は、辛いことが合ったとき、本当はちいかわみたいにただ悲しくて怖くて震えるだけでいたいのではないでしょうか!!現実は、そうはいかないことが多いですが、ちいかわの姿に自分の弱い部分を重ねている人は少なくないと思います。
3.かわいそうな目に合っているちいかわへの共感
3つ目は、小さくてか弱い存在がかわいそうな目にあっていることへの共感です。
ちいかわは可愛らしいイラストに対して、数々のかわいそうな出来事が起こります。そのかわいそうな感じが私達の共感を生むのではないでしょうか!
近年、「可哀想に!」や「耐え子の日常」など、か弱い存在のものが可哀想な目にあう作品が多くヒットしています。それは現実世界でしんどいと思った時に自分だけじゃないんだと安心させてくれる存在だからではないでしょうか?
しかし、「可哀想」のレベルが高すぎると重たいので、デフォルメされた二頭身のキャラクターであったり、ポップなイラストのコンテンツが気軽でウケるのではないでしょうか!
最後に
このように、ちいかわは私達が現代社会で生きていく中で必要としている癒やしや共感、理想などを同時に満たしてくれるコンテンツであるために爆発的なヒットを生んだのだと思います。
ちいかわは可愛らしい見た目に反して、ダークなストーリー性も持ち合わせているため、ダークファンタジー的な観点で楽しむこともできます。
悲しいニュースや辛い出来事が決して少なくない現代社会で、ポップでありながらもリアルに苦しいことに立ち向かう姿を描くコンテンツが重宝されているのかもしれません。